4月22日、23日で鹿児島、知覧に行ってきました。

毎年4月と11月に実施している笑顔セミナー事務局主催の知覧研修の15回目でした。

知覧については前にも書きましたが、太平洋戦争末期、20歳前後の若者が250kgの爆弾を装着した戦闘機に乗り込み敵艦に突っ込む、という特別攻撃隊が行われた最南端の地です。特攻の約半数が知覧から飛び立っているそうです。

特攻隊員が最後に見た本土の景色
開聞岳


日の沈む方向の先は特攻隊員の方が「必死」で守った沖縄。この沖に
戦艦大和も沈んでいるそうです。


研修日の4月22日は偶然にも、親身に特攻隊員の面倒をみて
『特攻の母』と呼ばれた鳥浜トメさんの命日。
これも意味ある偶然だったのだと思います。


知覧では使命を生きる、ということを強く感じます。
自分の出来ることを、気負わず、真剣に全うされている方々のモデルがたくさんあるからです。


研修でいつもご登壇いただく、トメさんのお孫さんで語り部の鳥浜明久さん。


「トメが亡くなった今、トメが語っていたことを全部知っている自分がそれを語っていくのは自分の使命」

とおっしゃっていました。



知覧特攻平和会館の初代館長である板津忠政さんは、ご自身も特攻隊員でした。

出撃後、機体の不調から徳之島に不時着し帰還されそのまま終戦を迎えました。

戦後自分だけ生き残ってしまった悔恨の念から、仲間が飛び立った地で命を絶とうと知覧を訪れ、トメさんと再会をします。

板津さんの様子がおかしいのを察したトメさんは話を聞き板津さんに伝えます。

「どうして生き残ったのかを考えなければいけないのじゃない?何かしなければならないことがあって生き残されたのよ」

トメさんに諭され、生きることを選択された板津さんは勤めていた役所を退職し、亡くなった隊員さん達の遺族を訪ね歩き、遺品や遺書を預かり、特攻遺品館を設立。その遺品館が後に特攻平和会館となりました。



そして特攻で逝かれた隊員の方々も、それぞれご自分の出来ることを生きぬいたのだ、と平和会館の語り部さんや明久さんのお話から感じます。


そんな諸先輩方の生き方から

では自分に出来ることとは?

役割とは?

使命とは?

そして

それらと真剣に向き合えているか?


と我が身を振り返ります。



いや〜



まだまだだなぁ〜





背筋がピッと伸びる。

私にとって知覧はそんな場所です。




同じ場所に行き、同じ話を聞いても感じ方は様々で、参加の方みなそれぞれにたくさんの気づきを得られています。


それをシェアする夜のシェア大会も楽しい時間です♪


次回は2017年11月11日(土)12日(日)
知覧は必要な時に呼ばれるところだそうです。
知覧に呼ばれた気がする方、お気軽にお問い合わせくださいませ(*^^*)


お知らせ   

1DAY笑顔セミナーやります!

学生、主婦の方から様々なお仕事の会社員の方、経営者の方、その他笑顔の持つ力(メンタルへの影響、身体への影響、人間関係への影響)を知りたい、伝わる笑顔を学んでみたい、という方はどなたでも参加していただけるセミナーです。

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さらに後半では、周りに笑顔の花を咲かせる術を学びます。

日にち   2017年 6月18日 日曜日
時間       10時〜15時
場所        都内セミナールーム(お申し込みの方にお知らせいたします)
料金       5,000円


お申し込みは
egaomamatherapy@gmail.com
まで
お願いいたします。